飯田達吉 本部商品部 加工事業マネージャー 31歳 桐生市出身

二次加工により付加価値をあげて販売、生産者に還元

農産物直売所の魅力は、利用者としては生産者が見えること。事業主としては価格訴求だけでなくアピールできるものがあること。そしてトレーサビリティが明らかにでき、リスクマネジメントがとれていることではないでしょうか。私は客としてファームドゥの店舗を利用していたことと、食に携わりたいという思いがあり、当社に就職を志望しました。現在は商品部に所属し、米部門の担当と加工事業の立ち上げに取り組んでいます。

具体的には、農産物の二次加工により付加価値を付けて販売、生産者に還元するという事業です。既に始まっているのは米部門での精米加工。生産者から直接買い付けた玄米を店頭精米し、パッケージングして販売しています。また、ファームクラブで育苗した稲を農家に育ててもらい、それを買い取って精米加工。自社ブランド米の開発にも取り組んでいるところです。

ブランディングの知識を深め、時代の求める商品を開発

農産物の加工に関しては、旬の時期にたくさん採れた野菜を利用することで、生産者支援にもつながります。豊作の場合、価格の下落や時には廃棄処分になってしまうケースもありますが、それを免れることもできるからです。事業者としてのやりがいも、ここにあります。

加工法はいろいろ考えられます。たとえば「蒸し野菜」。蒸して真空パックにするという企画です。付加価値を付け、賞味期限を伸ばせるのも利点。少量パックで下処理済みの野菜は、これからの時代、核家族や高齢者の需要が期待できるものと考えられます。ほかにも、乾燥野菜やパウダー化など、原材料によってさまざまな展開ができるでしょう。

そして私たちの強みは、加工品といえど、米にしても野菜にしても生産者の顔が見えることです。ブランディングの知識を深め、当社ならではの加工品を開発してゆきたいです。

一日の流れ

8:00
出勤。店舗や生産者宅へ直行が多いが、本社出勤時は事務処理。
10:00
店舗巡回。売場管理並びに担当者との情報交流。価格調整などの相談。
12:00
昼食。巡回先店舗の飲食部門を利用することが多い。
13:00
店舗巡回または産地開拓。プランディング会議など。
19:00
退勤。

ひとことアピール

食は嗜好品ですが、価格訴求だけで勝負したくないですね。ベースは安心・安全が大前提だと思っています。自社PB商品として開発したお米は食味もよく、かつ栄養価も高いのが特徴。玄米の健康成分や旨味をしっかり残して精米されています。私は子どもを育てるなら田舎暮らしがいいと考えUターン、もともと健康への関心は高いほうです。